出版社内容情報
情報化社会において欠かせない統計的手法を,多くの例題を示しながら余すところなく解説する.前半では確率論の基礎,多変量分布,近似法則などの基礎理論を扱い,後半では推定,検定の具体的な方法について解説する.
序論/データの分類と整理/確率とその性質/確率分布/統計量の性質と分布/近似法則/点推定/区間推定/検定/補遺
内容説明
本書は第1章から第9章までの本論と補遺の二重構造の形になっていて、本論で統計学の基礎的な知識を修得できるようにしてあり、内容が無味乾燥にならないように、新聞記事等からの実際のデータによる例をいくつか挙げて、理解が深まるように努めた。また、統計的分布については、本論では基本的なものだけを取り上げて、後は補遺に回した。そして、推定、検定についても、本論では、どちらかと言えば、それらの方式の利用に重点をおいてあり、その理論的根拠については、補遺に回したので、補遺およびそこで挙げた文献によって統計的推測に対するより深い理解が得られるであろう。
目次
第1章 序論
第2章 データの分類と整理
第3章 確立とその性質
第4章 確率分布
第5章 統計量の性質と分布
第6章 近似法則
第7章 点推定
第8章 区間推定
第9章 検定
補遺
著者等紹介
赤平昌文[アカヒラマサフミ]
1969年早稲田大学理工学部数学科卒業。1971年早稲田大学大学院理工学研究科修了。1978年電気通信大学助教授。1987年筑波大学教授。現在に至る(理学博士)
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