出版社内容情報
数学における「証明」はどのような役割を果たしているのか，さまざまな証明の方法が何を目的とし，どのように行われているかなどについて，設問をまじえながら記述した好著．
■目次 序論／論理／公理的方法／証明／数学の証明における独特の風景／数学固有の推論方法としての帰納法／展望／問題の解答
内容説明
本書は人々の手に数学をとりもどすために、数学における証明について、変化に富んだ多くの実例を用いて親しみやすく解説し、人間の“証明”的行為全体をも明らかにした。
目次
論理
公理的方法
証明
数学の証明における独特の風景
数学固有の推論方法としての帰納法
展望
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nagata
6
論理的な証明で隅々まで構築された数学の世界に分け入るには、論理と公理的方法についての理解が欠かせないとわかる。数式はもちろんだが、その意味をできるだけ丁寧に解きほぐした（ときにその例えに混乱することもままあったが）例文が導いてくれる良書だと思う。にしても、やはり頭は倍以上疲れる。2024/07/15
ipusiron
0
1998/7/28読了
