内容説明
近代位相幾何学は、位相空間論と代数的位相幾何学の二つの大きな柱の上に成り立っている。専門化するにつれて、この両者はほとんど異質の分野と思えるくらいに極端化されつつある。しかし、これらは本来融合されるべきものである。本書では、形式こそ第1部 位相空間論、第2部 ホモロジー群と両者に分かれているが、できるだけこれらの交流を試みたつもりである。
目次
1 位相空間(位相空間;複体;パラコンパクト空間;ANR空間)
2 ホモロジー群(鎖複体のホモロジー群;単体的複体の(コ)ホモロジー群
特異(コ)ホモロジー群
Cech(コ)ホモロジー群
Cech(コ)ホモロジー群の性質)
著者等紹介
児玉之宏[コダマユキヒロ]
東京教育大学教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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