出版社内容情報
動的計画法(Dynamic Programing DP)とは,時間的・空間的に多段階の最適問題を取り扱う数学的手法である.電子計算機の利用と結びつきDPの適用される部門が多方面にわたっていることの反面,DPには一定の定式化の方法や機械的な算法がないと言われている.本書は,まず多くの具体例を用いてDPによる取り扱い方法を述べ,次に一般的考察のもとに整理し,各所に問題を与えることにより,DPの基礎的な理論とその応用を理解せしめることを目的としている.POD版.
■目次 多段決定過程/DPの考え方/関数方程式による定式化と解法/数値解法と解析的解法/解の存在と一意性の定理/在庫問題/スケジューリング問題/DPと状態変換過程/問いと問題解答
目次
1章 多段決定過程
2章 DPの考え方
3章 関数方程式による定式化と解法
4章 数値解法と解析的解法
5章 解の存在と一意性の定理
6章 在庫問題
7章 スケジューリング問題
8章 DPと状態変換過程
著者等紹介
鍋島一郎[ナベシマイチロウ]
1921年東京生れ。1945年東京大学理学部数学科卒業。専攻は関数論・OR。電気通信大学短大部教授
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