山岳宗教史研究叢書<br> 山岳宗教の成立と展開

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山岳宗教史研究叢書
山岳宗教の成立と展開

  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784626015853
  • Cコード C3339

出版社内容情報

本叢書全体の総説的概観をなす本巻は、日本の山岳信仰が仏教や神道などと融合しつつ、修験道として独自な形態を生み出してゆくまでの前史と、その後、民俗との交渉を経ながら展開してゆく修験道史という山岳宗教の歴史的発展過程を、先駆的論稿によって俯瞰する。

内容説明

本書では、修験道を中心に、天台・真言両宗の山岳宗教的側面、出羽三山その他、歴史的には中央から隔たっていた地方におけるその在り方や、近・現代での民俗信仰とのかかわりに関して、既往の諸研究を整理しつつ、遺されている諸問題を浮き彫りにしている。

目次

総説 山岳信仰の起源と歴史的展開
第1篇 山岳信仰の原初形態(日本に於ける山岳信仰の原初形態;山岳信仰の諸形態 ほか)
第2篇 山岳信仰の個別的諸形態(富士の信仰;関東に於ける修験道流布の考古学的一考察 ほか)
第3篇 山岳信仰と仏教(山岳信仰美術の特質;修験道儀礼と宗教的世界観)
第4篇 修験道と民俗との交渉(佐渡の修験道;柱松と修験道)

著者等紹介

和歌森太郎[ワカモリタロウ]
1915年千葉県に生まる。東京大学国史学科卒。元、東京教育大学教授・日本民俗学会代表理事。『修験道史研究』『歴史研究と民俗学』ほか著書多数。1977年没
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