内容説明
うつほ物語二十巻のうち、「国ゆづりの下」以下の三巻を収める。解説は、物語が「国譲」から「楼の上」へと大きく方向転換をするなかで、「国譲下」「楼の上上」「楼の上下」三巻のそれぞれの特質を明らかにすると共に、「楼の上」が特に音楽(琴の)物語として新しい境地を志向しており、『うつほ物語』全編を総収すべく意図されたものである点を解明する。
目次
本文(国ゆづりの下;楼のうへの上;楼のうへの下)
解説(「国譲下」の世界;「楼の上」の世界;物語の結収;主題意識と全巻の構想)
うつほ物語二十巻のうち、「国ゆづりの下」以下の三巻を収める。解説は、物語が「国譲」から「楼の上」へと大きく方向転換をするなかで、「国譲下」「楼の上上」「楼の上下」三巻のそれぞれの特質を明らかにすると共に、「楼の上」が特に音楽(琴の)物語として新しい境地を志向しており、『うつほ物語』全編を総収すべく意図されたものである点を解明する。
本文(国ゆづりの下;楼のうへの上;楼のうへの下)
解説(「国譲下」の世界;「楼の上」の世界;物語の結収;主題意識と全巻の構想)