出版社内容情報
「童謡」がうまれた時の秘話や背景、また作詞家・作曲家のことや、曲が詠われたところの碑も紹介
東日本大震災で被災した人々の心を打ったものの一つに「ふるさと」の曲がありました。音楽には人の心を癒す力や勇気を与える力があります。そして「童謡」には思わず口をついて出る、なぜか懐かしい調べとことばの力があります。この本では「童謡」がうまれた時の秘話や背景、また作詞家・作曲家のことや、曲が詠われたところの碑も紹介します。 もう一度、童心になって、心の故郷に戻るために、もう一つ深く童謡を知るための一冊です。
【目次】
第一章 北海道・東北〈この道・どんぐりころころ・赤い靴・たきびほか〉
第二章 関東〈めだかの学校・七つの子・かごめかごめ・夕焼小焼ほか〉
第三章 中部〈汽車ポッポ・肩たたき・朧月夜・花嫁人形・春よ来いほか〉
第四章 近畿・中国〈夏は来ぬ・鞠と殿様・赤とんぼ・桃太郎・故郷ほか〉
第五章 四国・九州・沖縄
〈お山の杉の子・われは海の子・すずめの学校・安里屋ユンタほか〉
番外編 汽笛一声新橋を(鉄道唱歌)
内容説明
童謡のうまれた物語。童謡の詠まれたところや作詞家・作曲家の生まれたところ別に曲を並べ、その童謡のうまれた背景や秘話、当時の時代背景が分かるよう解説した。
目次
第1章 北海道・東北(この道(札幌市)
どんぐりころころ(札幌市) ほか)
第2章 関東(城ヶ島の雨(神奈川県三浦市)
めだかの学校(神奈川県小田原市) ほか)
第3章 中部(汽車ポッポ(静岡県御殿場市)
みかんの花咲く丘(静岡県伊東市) ほか)
第4章 近畿・中国(夏は来ぬ(三重県鈴鹿市)
毬と殿様(和歌山市) ほか)
第5章 四国・九州・沖縄(お山の杉の子(徳島県宍喰町)
よさこい鳴子踊り(高知市) ほか)
番外編 汽笛一声新橋を(鉄道唱歌;青い眼の人形 ほか)
著者等紹介
横山太郎[ヨコヤマタロウ]
1934年、東京生まれ。作曲家、童謡研究家。新宿の「うたごえ」の店でアコーディオン奏者としてデビュー。NHKの出演者となり、レギュラー番組ほか連日のように出演。音楽活動や講習会講師として全国を歩く。この間知人とイベント企画制作会社を設立。ビクターレコードで作曲・編曲活動、フリーでスタジオ演奏活動、童謡をうたう市民運動を提唱。「全国歌の街づくり協会」「アジア童謡文化交流会」などを組織し代表となり、海外交流を企画実施。さまざまな組織・協会の評議員や理事を歴任し、現在「雨情会」理事、NHK文化センター講師など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。