内容説明
手話ってオモシロイ!手話は「学ぶ」よりも「楽しむ」もの。使えば誰もが楽しくなる、カンタン手話から冗談手話、酒のおとも手話まで満載の、“雑食系”手話の本。
目次
第1章 手話、その前に(手話って、難しい?;手話のオモシロさ;手話って、何だろう?;手話、基本の「き」)
第2章 手話リンガルになるための、カンタン手話講座(手話リンガル基本編;手話リンガル対応編;手話リンガル番外編)
第3章 手話リンガルな生活(私の手話リンガル生活;手話リンガルな人達;誰もが自分らしく楽しく暮らせる社会を目指して)
著者等紹介
松森果林[マツモリカリン]
エッセイスト、ユニバーサルデザイン(UD)コンサルタント。十七歳で聴力を失う。大学卒業後、株式会社オリエンタルランド勤務を経て、現在は大学講師、株式会社シームス商品企画顧問。聞こえる世界、聞こえない世界両方を知る立場から、UD普及のためのコンサルティング、執筆、講演を行う。羽田空港新国際線ターミナルのUD設計についても、アドバイザーとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドシル
4
手話使って生活している著者による手話に関するエッセイ。 読みやすいのすぐに読んでしまえる。2013/04/24
小早川
3
読了。気軽に読めるうえ、なるほど実感する箇所もある。2020/04/30
ゆににん
3
10代で失聴した松森果林さんにより手話世界への誘い。私は難聴者ですが、手話を始めてから、手話はひとつの言語だとか日本語対応手話は手話じゃないとかなんやかんやあって、手話を使う前に頭が痛くなっちゃうことが多い中、この本は「手話はコミュニケーション!伝わればいいじゃない!」っていう原点を思い出させてくれます。手話ならではの表現の多様さや冗談も載っていて、マジメな手話本ではわからない手話の面白さが伝わります。逆にキッチリ勉強するための本ではないので、そこは注意。松森さんの本は、ポジティブで元気をくれます。2015/06/03
りょうちん
3
松森果林さん2冊目。以前から手話には心惹かれているものがあって、少しでも学びたいと手にした本。前半は基本的な手話の紹介(イラスト付)で、個解説にもユーモアがあります。「オレンジデイズ」のDVDを見返しながら本で確認したいと思います。「ならうより慣れろ」の第一歩にしたい。第三章は前著のダイジェスト+近況報告的内容。ぼくが住んでいる近くで講義を持たれていたという偶然にも驚きました。お子さんの成長と母子のやり取りもとても素敵でした。バリヤフリー、マイノリティ、コミュニケーションを改めて考えさせられる一冊です。2014/10/09
きよきよ
0
しばらく手話から遠のいてる私だけど、改めて、手話を始めた頃の気持ちがよみがえってきました。2013/05/10