内容説明
『老子』の考え方は東洋思想の一典型と言われる。その根本思想は、道のままに任せて人為を排除するという「無為自然」の考え方である。そこから、他と争わないこと、国家は小さく国民も少ないのがよいこと、足ることを知る「知足」の精神、世俗的知識の否定などが展開される。我が国では道家の祖として、上代から愛されてきたが、現代に至ってより評価が高まっている。
目次
体道第一
養身第二
安民第三
無源第四
虚用第五
成象第六
韜光第七
易性第八
運夷第九
能為第十〔ほか〕
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