オトメの和歌

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オトメの和歌

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784625644047
  • NDC分類 911.104
  • Cコード C0092

出版社内容情報

現代の女の子が感じている「気持ち」をテーマに、同じような気持ちを表現した古典和歌作品を「オトメ語」に訳して紹介。

一見むずかしそうな古典和歌も、実は今と変わらない女の子の気持ちを表現しています。細かい文法にとらわれずに現代的な言葉づかいで訳す「オトメ語」訳なら、和歌が一気に身近なものに。恋やおしゃれなど、みんなが気になるテーマの和歌を楽しく紹介します。

巻1 情熱オトメ
巻2 切なさがとまらない
巻3 恋のかけひき
巻4 キレイ大好き!
巻5 輝け、いのち

【著者紹介】
作家、作詞家。日本語や言葉の美しさをテーマとした著書が多数ある。『美人の日本語』『美人の古典』『イケメン☆平家物語』など。

内容説明

オトメ語訳で、古典和歌が私たちの歌に。切なさも、やきもちも、三十一文字ではんなりみやび。

目次

巻1 情熱オトメ(一途で不器用な恋―「迎へか行かむ待ちにか待たむ」磐姫皇后;皇女様は朝帰り?―「いまだ渡らぬ朝川渡る」但馬皇女 ほか)
巻2 切なさがとまらない(あなたといっしょに見たかった―「わが背子と二人見ませば」光明皇后;もうおしゃれなんてしない―「君なくはなぞ身装はむ」播磨娘子 ほか)
巻3 恋のかけひき(美女の本音はいつも謎―「野守は見ずや」額田王;もりもり食べて―「食して肥えませ」紀女郎 ほか)
巻4 キレイ大好き!(永遠のオトメ―「常にもがもな常娘子にて」吹〓刀自(ふふきのとじ)
失恋は人生の踏み台―「ほかの散りなむのちぞ咲かまし」伊勢 ほか)
巻5 輝け、いのち(私には魂が見える―「通ふとは目には見れども」倭大后;私が覚えている限り―「恋しきことの限なければ」平時望妻 ほか)

著者等紹介

山下景子[ヤマシタケイコ]
兵庫県生まれ。武庫川女子短期大学卒業。作家、作詞家。日本語や言葉の美しさをテーマとした著書が多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seri

61
過去の出来事を追うのが歴史なら、過去の人の想いを追うのが古典。千年以上前の言葉は理解に難しくても、和歌はその心をしっかりと伝えてくれる。そんな古典和歌の魅力、入門の一冊にオススメ。取り上げている歌人は幅広く、解説も分かりやすく女性の共感を呼びやすい。こういう趣旨をハッキリさせた入門書、好きです。個人的には和泉式部と紫式部の歌セレクトは物足りない気もしますが、清少納言、菅原孝標女は素晴らしいと思う。千年以上も前の女性達をきっと一気に身近な存在にしてくれる一冊です。歌が苦手でも大丈夫。心は通じるものだから。2014/07/10

双海(ふたみ)

15
図書館で借りる時は恥ずかしかったが、山下さんの著作だったので読んでみた。久方ぶりに和歌に触れ、やはり私はここに立ち返るのだと確信した。和歌、万歳。浅学菲才の身なれど、私もまた歌の道を継ぐ日本人でありたい。いわゆる女流歌人の残した歌がどれほど尊いものか。ともすると無味乾燥な日常の中で、唯一の慰めである。・・・なお、いま私は日本酒のおかげでほろ酔いである。2018/12/21

getsuki

11
誰もが抱く喜怒哀楽。そんな様々な気持ちを三十一文字に託した多くの女性たちの歌をまとめた一冊。思わず共感したくなる現代語訳がいい。2017/04/26

さき

4
やはり恋するオトメの気持ちは時代を超えて変わらないのだと再確認。どんなに文明の利器が発達しようと、恋しい相手を思って悩んだりして乙女は成長していくのでしょうね。2013/11/17

りす(*´ω`*)

4
千年以上前の人間にも共感できる。それが和歌の魅力だとわたしも思っていたので、まえがきで山下さんが同じように書いていて嬉しくなりました^^意訳文を読みながら、古語って文字数が制約されてる和歌に適した言葉だなと改めて実感。というより、当時の言葉に合わせて発達した形態が和歌と考えるべき?*我が背子は物な思ひそ事しあらば火にも水にも我がなけなくに*いとせめて恋しきときはむばたまの夜の衣を反してぞ着る*などなど、名歌揃い。中でも、*戯奴がためわが手もすまに春の野に抜ける茅花そ食して肥えませ*がかわいくて好き!2012/10/03

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