出版社内容情報
南朝斉・梁の時代を代表する文芸批評書
梁の劉勰の著、十巻。古来『詩品』とともに、南朝斉・梁の時代を代表する文芸批評書である。文学の原理・詩文の体制を論じ、文章政策の原理・修辞法などにも説きおよんでいる。六朝期全評論の集大成ともいえる本書は、文学の本質として、自然・情感・個性・声韻等を特にとりあげ重視している。
目次
■巻六
神思
体性
風骨
通変
定勢
■巻七
情采
鎔裁
聲律
章句
麗辞
■巻八
比興
夸飾
事類
練字
隠秀
■巻九
指瑕
養気
附会
総術
時除
■巻十
物色
才略
知音
程器
序志