出版社内容情報
江戸中期以来、唐詩選は中国文学の精華として重んじられ、万人の必読書として盛行した。本書は、本文を箋注本により全唐詩を参照して校訂、解釈を施した完全本。
目次
李攀龍唐詩選序
巻一 五言古詩
巻二 七言古詩
巻三 五言律詩
巻四 五言排律
巻五 七言律詩
巻六 五言絶句
巻七 七言絶句
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
24
かなり時間はかかりましたが、好きな詩はもとより新たに好きになった詩も見つかり有意義な読書になりました。個人的には李白の方が杜甫よりも好きだなと感じました。2023/05/04
本とフルート
4
これを読み切るには、かなり根気がいったが、それでも今までほとんど知らなかった世界を味わうことができて、本当に満足している。文章の形式だけで言うならば、今まで読んできた中で七言絶句が一番好きかもしれない。これほどまでに鮮やかに、漢字のみで情景を綴れることに深く感動した。2021/01/08
鴨の入れ首
0
1964年刊。図書館本です。中国明代の李攀竜が編纂したとされる(偽作説あり)唐詩の選集を、訓読・現代語訳・語釈・余説(補足説明)を付した本です。有名詩人だけでなく、初めて知る詩人も多く、非常に興味深く知的好奇心を刺激されました。但し、杜甫・李白・王維・岑参などの盛唐詩人の割合が非常に多く、中唐晩唐の詩は僅少であり、編者の盛唐詩への傾倒が読み取れました。作者別目次が付されているのが、結構便利でした。2025/08/25
多読多量連投が日課だった
0
800ページで重くて大変。杜甫の割合が多い。2018/03/04
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- 和書
- 昭和歌謡 北の名曲




