出版社内容情報
新教育課程における高等学校「選択科目」の学習評価の改善について、わかりやすい解説と具体的な実践例を紹介!
シリーズ実践編として,国語総合の授業で実際行われた15の指導事例を取り上げ紹介・解説。目標に準拠した評価を,観点別に,評価規準に基づいて行う実際が具体的にわかる。
☆豊富な言語活動と評価規準設定例は要必見!
☆年間の指導と評価の計画作成,単元の学習指導案の作成などにすぐ使える,CD-ROMも添付!
はじめに
1 高等学校国語の選択科目における指導と評価
2 国語表現の指導と評価
3 現代文Aの指導と評価
4 現代文Bの指導と評価
5 古典Aの指導と評価
6 古典Bの指導と評価
資料 評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例
【著者紹介】
1955年生まれ。大阪教育大学大学院修了。専攻は国語科教育。1980年より奈良県立畝傍高等学校教諭、奈良県立教育研究所研究指導主事、奈良県教育委員会学校教育課指導主事を経て、2003年より文部科学省初等中等教育局教科調査官・国立教育政策研究所教育課程調査官、2012年より初等中等教育局視学官。主な編著書に「高等学校小説教材の読みの試み」(単著、渓水社、1997年)、「評価規準が授業を変える!―高校国語の評価規準と実践例―」(共編著、明治書院、2004年)、「中学校・高等学校PISA型「読解力」―考え方と実践―」(共編著、明治書院、2007年)、「国語の授業を変える1評価基準をどう創るか 中・高等学校編」(編著、明治書院、2011年)がある。
内容説明
選択科目(国語表現・現代文A・現代文B・古典A・古典B)の指導と評価15事例を紹介・解説。豊富な言語活動と評価規準設定例は必見!「年間計画」「単元の指導と評価計画」の作成に“使える”CD‐ROM(Excelデータ)付き!
目次
第1章 高等学校国語の選択科目における指導と評価
第2章 国語表現の指導と評価(歌合わせの判者になったと仮定して、判詞を書く;本を紹介しよう ほか)
第3章 現代文Aの指導と評価(文章を読み比べ、話し合うことを通して、人間や社会について考えを深める;映像作品に表れた我が国独自の言語文化の特徴を説明する ほか)
第4章 現代文Bの指導と評価(評論文の理解をグループで相互評価する;「人虎伝」「山月記」「新釈山月記」を読み比べる ほか)
第5章 古典Aの指導と評価(古語の形容詞と現代語の形容詞を比較する;登場人物の思想や感情を読み取り、その人間性について考察する ほか)
第6章 古典Bの指導と評価(登場人物になりきり和歌を手紙文に直して交換する;漢文の紙芝居化を通して読みを深める)
著者等紹介
西辻正副[ニシツジマサスケ]
1955年生まれ。大阪教育大学大学院修了。専攻は国語科教育。1980年より奈良県立畝傍高等学校教諭、奈良県立教育研究所研究指導主事、奈良県教育委員会学校教育課指導主事を経て、2003年より文部科学省初等中等教育局教科調査官・国立教育政策研究所教育課程調査官、2012年より初等中等教育局視学官、2013年より初等中等教育局主任視学官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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