出版社内容情報
ミッキーマウスはなぜ白い手袋をはいているのか-入試現代文の面白さはここにある。答えは…
「高校現代文」と「入試現代評論を中心とした、入試関連の現代文」、この二つの領域をつなぎ、併せて高校生(受験生)の知を育む。
内容説明
受験勉強から学問への橋渡し、高校生の知を育む媒介であり、装置たる本。大学入試問題の解説が中心の、従来の学習参考書とは一味違う―「近代」「ポスト近代」の「知」の背景をすっきり解説。
目次
第1章 入試現代評論入門講座
第2章 入試現代文の実戦的解法(「少女論」から見えてくるもの;「都市論」にせまる;「日本(人)論」の基本をおさえる
「近代の論理」は入試現代評論読解のための必須アイテム
「時間論」を通して「反近代」の視点へ
「身体論」はいまトレンディ頻出テーマ
「言語(文化)論」の本質に迫る
「現代社会(文明)論」で現代を読み解く
「学問・芸術」論でリベラル・アーツの獲得を
センター試験なんかこわくない)
第3章 ナルホド・100選評論用語
第4章 読んでおかなければ話にならない本ベスト100
第5章 時代を超えて想像力をかきたてられる良い文章との出会い
著者等紹介
松井仁[マツイジン]
1947年(昭和22年)香川県生まれ。仁川学院中学・高等学校(兵庫県西宮市)副校長。公立高校で13年間教員を勤めたあと、中小企業家を経て、大手予備校講師・増進会出版社(Z会)の問題作成委員も兼ね、県下各地で毎年のように「現代文・小論文」の公開授業・教育講演会を開催。平成15年より2年間、大阪私学の中学・高等学校の校長。そして平成17年4月、仁川学院中学・高等学校の副校長として着任し、学校改革の先陣を担う。「神戸国語教育研究会カプス」代表世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。