出版社内容情報
旧中国には夥しい女性の道徳教育書が存し、わが国にも多大な影響を与えた。代表的女訓書である「女四書」と「新婦譜」に細密な語釈・通釈を施した全釈本。
目次
序章 『女四書』と『新婦譜』の世界―旧中国女性の生活と教育の基調
第１章 曹大家『女誡』（後漢）
第２章 伝宋尚宮撰『女論語』（唐）
第３章 明・仁孝文皇后『内訓』（明）
第４章 伝王節婦撰『女範捷録』（明）
第５章 侯莫陳〓妻鄭氏『女孝経』（唐）
第６章 陸圻『新婦譜』（清）
第７章 陳確・査嗣〓両『新婦譜補』（清）
著者等紹介
山崎純一［ヤマザキジュンイチ］
１９３９年東京に生まれる。１９６２年早稲田大学第一文学部（東洋史専修）卒業。１９６８年早稲田大学大学院文学研究科博士課程（教育学専攻）修了。早稲田大学第一・第二文学部講師を経て現在、桜美林大学文学部中国語中国文学科教授。専攻はアジア教育史・中国思想史・漢文学
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