写生の変容―フォンタネージから子規、そして直哉へ

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  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784625453052
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C3092

出版社内容情報

明治期、日本に伝来した西洋画のスッケチの手法と考え方が日本文学とりわけ短歌を中心とした韻文に与えた影響を検証。

目次

1 フォンタネージから子規まで(アントニオ・フォンタネージ;小山正太郎;浅井忠;中村不折)
2 子規とその周辺(スケッチと写生;正岡子規;子規没後の「ホトトギス」と留学後の不折;斎藤茂吉)
3 子規以後(高浜虚子;夏目漱石;志賀直哉)

著者等紹介

松井貴子[マツイタカコ]
2000年、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化コース博士後期課程修了。博士(学術)号取得。大東文化大学文学部日本文学科非常勤講師を経て、宇都宮大学助教授(国際学部)。比較文学比較文化の視点から、近代日本文学を研究。特に、美術と文学の連関に関心を持っている。山口誓子、山口青邨、井本農一、有馬朗人に師事して、俳句実作。「天為」(有馬朗人主宰)・「天佰」(松井利彦主宰)同人
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