目次
序章 学習者はどのように言葉を検索するのか―辞書使用の適切な指導のために
第1章 学習者は辞書検索の何が難しいのか―韓国の初級・中級の学習者の検索内容より
第2章 学習者の検索目的はなぜ達成できなかったのか―韓国の中級・上級の学習者を中心に
第3章 学習者はなぜ単独検索を行うのか―ベトナムの中級・上級の学習者の事例を通して
第4章 同じ学習歴の学習者になぜ日本語レベルの差が生じるのか―中国語話者の語彙検索行動を手掛かりに
第5章 学習者はなぜ連続検索を行うのか―台湾の中級・上級学習者の事例を通して
第6章 語彙知識を深めるにはどのように検索すればよいか―マカオの初級の学習者を対象に
第7章 学習者が外来語を検索するときの問題点は何か
第8章 学習者が母語で検索するとどのような困難が生じるか―ドイツの学習者を中心に
第9章 なぜ中国語話者は漢語を検索するのか
第10章 どうすればローマ字入力で検索語にたどり着けるのか
第11章 どう入力すれば漢字検索で検索語にたどり着けるのか
第12章 どのように機械翻訳を利用すれば日本語学習に役立つのか―学習者による機械翻訳の利用事例からの一考察
著者等紹介
石黒圭[イシグロケイ]
国立国語研究所・総合研究大学院大学教授。一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。著書に、『「接続詞」の技術』(実務教育出版)、『段落論』(光文社新書)、『よくわかる文章表現の技術』1~5(明治書院)など多数。明治書院教科書編集委員
吉甜[キチテン]
筑波大学特任研究員、国立国語研究所研究系プロジェクト非常勤研究員
佐野彩子[サノアヤコ]
国立国語研究所研究系プロジェクト非常勤研究員、一橋大学非常勤講師。著書・論文に「2章語彙 2.外来語の使い方」(『日本語文章チェック事典』東京堂出版(2021)、「ビジネス分野における外来語の諸相―業界特徴語に関する一考察―」『語彙研究』15(2018)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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