出版社内容情報
三十六歌仙のうち、藤原朝忠、源順、斎宮女御徽子女王、清原元輔、平兼盛、源重之、小大君(三条院女蔵人左近)の家集をおさめる。
和歌の名人として平安時代の中期に選ばれた三十六歌仙のうち、藤原朝忠、源順、斎宮女御徽子女王、清原元輔、平兼盛、源重之、小大君(三条院女蔵人左近)の家集をおさめる。
【著者紹介】
新藤協三(しんどう きょうぞう)昭和18年東京都生。東京教育大学文学部卒。東京教育大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館名誉教授。
内容説明
百人一首の歌人中納言藤原朝忠、清原元輔、平兼盛、源重之、伊勢神宮に斎王として奉仕したのち村上天皇の女御となった徽子女王、三条院の女蔵人で男性貴族達と対等に渡りあった小大君、あめつちの歌・双六盤の歌など実験的な詠歌の一方、万葉集の解読にも関わった和漢兼作の学者歌人源順―この七人の才子才媛の家集を一巻に収めた。王朝最盛期の宮廷を彩った和歌の数々は、大和言葉の美しさ・面白さを今に伝える。
目次
本文(朝忠集;順集;斎宮女御集;元輔集;兼盛集;重之集;小大君集)
解説