出版社内容情報
長年、東北大学で教鞭をとった編者が、門下の研究者39氏を動員してまとめた論文集。上代から現代まで、方言・現代語・国語史等にかかわる多彩な論文を収載。
目次
「新しい国語学」「日本語学」の多面性と主体性
第1章 日本語の歴史(中古における「ウチ+他動詞」の意味―源氏物語の場合;古代日本語における動詞終止の文と表現意図―テンス・アスペクト的意味を考えるにあたって ほか)
第2章 日本語の地理 横組み(コスラエ語(ミクロネシア)における日本語からの伝播語の音的特徴
言語伝播領域の考 ほか)
第3章 日本語の構造 横組み(内容の受身;規定語「せっかくの」の構文的機能 ほか)