文法研究史と文法教育

文法研究史と文法教育

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  • サイズ A5判/ページ数 499p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784625420757
  • NDC分類 815
  • Cコード C3081

出版社内容情報

文法研究は、古来文法教育と密接不可分の関係であった。この観点から文法教育改善のために、詳細な文法史研究を重ねて、文法教育・学校文法への課題を提起する。

目次

第1章 文法研究史序説(近代における文法研究史素描;俗語文法から口語文法へ―近代口語文法研究史のために;本居宣長『古今集遠鏡』の俗語文法研究史における位置;本居宣長『古今集遠鏡』における“てにをは”の俗語訳の原則とその適用の実態;『官版語彙活語指掌』『官版語彙別記』の俗語文法研究史上における位置;大槻文彦―日本語の近代化に尽くした人;大槻文彦の『支那文典』編述の意図―その口語文法研究史における意義;藤沢親之『日本消息文典』の国語学史における位置;言文一致運動と口語文法研究;大和田建樹『日本文典唱歌』解説;時枝誠記『文章研究序説』)
第2章 日本語の思考様式と文法教育(文法学説と文法教科書;「学校文法」への疑問;日本語の文章の文法的特性について;ガとハの組み合わせ―文章作法の基本;再説・「から」と「ので」とはどう違うか―趙順文氏への反批判をふまえて;用言論における形容語―動詞と形容詞・形容詞と形容動詞;言語と思考の様式―幼児における言語習得の問題;幼児のことばの誤りについて―活用の習得過程における法則性;幼児の言語発達について―主として助詞の習得過程を中心に;幼児の言語発達―とくに助詞「の」の習得過程について;談話における叙述の構造;私の文脈論―文脈における客観性と主観性;現代かなづかいの問題点)
付録 国語問題における山本有三

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