転換期を読む<br> 海女の島 舳倉島 (新版)

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海女の島 舳倉島 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 163p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784624934415
  • NDC分類 384.36
  • Cコード C0339

出版社内容情報



フォスコ・マライーニ[フォスコ マライーニ]
著・文・その他

牧野 文子[マキノ フミコ]
翻訳

岡田 温司[オカダ アツシ]
解説

内容説明

日本の文化に深い関心を寄せたイタリアの人類学者フォスコ・マライーニ。1950年代に記録映画撮影のため日本各地を訪れた著者にとって、舳倉島の人びとの生活は「詩的」であり「偽善とタブー」から解放してくれるものだった。

目次

腕、頭、脚、包み、子ども、袋、お尻、靴などの大洪水
“ヒツジ雲”の空は、“ウロコ雲”の空
海の子、海女
ほんものの海女を探し求めて
うさん臭さを、見て見ないふり
黒く険阻で、不気味な七つ島
土地を耕すですって?なんて恥ずかしいことだろう!
岩の筏に乗ってる人間と神様
灰色の石ころ道
“島の王さま”の家で
タイが海士、海女の心をやらわげる
イロリのそばに坐って
海底で、海女たちと
わずかな撮影にたいした苦労
一握りの土で、深淵を満たす
大鍋での入浴
ミコシは神さまのおぼしめしで踊る
死者たちは海へ帰る
美人、妙子の岩礁、御厨島
儀礼的なあいさつと心からのあいさつ

著者等紹介

マライーニ,フォスコ[マライーニ,フォスコ] [Maraini,Fosco]
1912年イタリア・フィレンツェ生まれ。写真家、登山家、人類学者、東洋学者。2004年逝去。1930年代後半に日本に留学。北海道大学医学部に所属し、アイヌの信仰やイクパスイについて研究した。1946年イタリアに帰国、1953年再来日、日本各地をまわり記録映画を撮影した。京都帝国大学(現京都大学)でイタリア語を、フィレンツェ大学では日本文学を教えた。1987年~88年、国際日本文化研究センター客員教授。1986年に国際交流基金賞受賞

牧野文子[マキノフミコ]
1904年大阪市生まれ。神戸女学院卒業。「東京時事新報」記者を経て詩人として活動、翻訳なども手がける。1984年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rubyring

2
1950年代の離島における暮らしの様子と人々の価値観が少しだけ伝わってきた。『逝きし世の面影』を読んだ後では、情報量の少なさのほうが際立って感じられた。2015/02/19

めーてる

1
まだ、舳倉島に島の外の人があまり踏み行ってなくて、島の海女が純粋な海女だった頃の貴重な記録。海外の人から見ると日本の祭礼はこのように見えるのだなあ、としみじみと思った。2017/05/18

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