出版社内容情報
モーリス・ブランショ［モーリス ブランショ］
著・文・その他
谷口 博史［タニグチ ヒロシ］
翻訳
内容説明
「わたし」は訪ねたアパートメントで、二人の女友だちと邂逅する。再開し、無限にそこにある一個の煌めく思考の回帰経験とは。いままで未邦訳だったブランショ中期のフィクション、ついに待望の刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
兎乃
10
再読 /『最後の人』へ。2015/09/24
しゅん
7
はりつめた気持ちではりつめた本を読んだ。"激怒"という言葉の印象深い。2020/04/23
つーはいつー
1
陰鬱な雰囲気に浸かり観察し、観察される私。物語になることを拒む人物たち。彼女の発した言葉“大切なことは変わらない”不動、永遠、円環に向かい合う望み。2014/04/27
