出版社内容情報
コーネル・ウェスト[コーネル ウェスト]
著・文・その他
村山 淳彦[ムラヤマ キヨヒコ]
翻訳
堀 智弘[ホリ トモヒロ]
翻訳
権田 建二[ゴンダ ケンジ]
翻訳
内容説明
プラグマティズムの知的伝統を掘り起こす、強力な思想・理論シリーズ。
目次
第1章 アメリカのプラグマティズムの前史としてのエマソン
第2章 アメリカのプラグマティズムの歴史的誕生
第3章 アメリカのプラグマティズムの独り立ち―ジョン・デューイ
第4章 二十世紀中葉のプラグマティズム知識人たちが抱えたジレンマ
第5章 アメリカのプラグマティズムの衰退と再興―W.V.クワインとリチャード・ローティ
第6章 預言的プラグマティズム―文化批評と政治参加
著者等紹介
村山淳彦[ムラヤマキヨヒコ]
1944年、北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。東洋大学文学部教授。東京都立大学名誉教授
堀智弘[ホリトモヒロ]
ルイジアナ州立大学博士課程修了(アメリカ文学専攻、Ph.D.)。弘前大学人文学部講師
権田建二[ゴンダケンジ]
東京都立大学人文科学研究科英文学専攻博士課程修了。博士(文学)。成蹊大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いとう・しんご singoito2
8
行動する哲学者ウェストが30年ほど前、30代で書いた本で、自らを預言的プラグマティストと宣言している本。プラグマティズムに興味が無かったし、エマソン以外は読んだことが無かったので正直、読んでて辛かったけど、20世紀以降の思想家を扱った最後の2章は面白かったです。でも、ウェストの他の本も読んでみたいです。あと、言及されていたネルソン・グッドマンも読んで見たいと思いました。2022/04/29
Soma Oishi
2
朝日の柄谷行人の書評から読んでみました。 プラグマティズムというものがどんなものか理解できてそれは収穫だった。あまり期待していなかったけれど予想に反してかなりいい本だった。かなり興奮する内容です。 哲学を回避するけれどプラグマティズムが反省(省みること)から自己と学問と世界を帰納的であり総合判断的である思考から改善への配慮を行うという革命思想であるという。それこそが真に哲学だろうと言う内容だった。アメリカの知識人と言えばチョムスキーとかハワード・ジンぐらいしか知らなかったけれどプラグマティズムと言2015/01/05
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