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内容説明
狂気の淵に沈む前夜、ヘルダーリンは、なぜソフォクレスに向かったのか。ギリシア悲劇の翻訳(メタフラシス)をつうじて、何と格闘していたのか。精緻なテクスト読解によって現代フランス哲学の最前衛がドイツ近代最大の詩人の核心に迫る。悲劇の条件と近代の閾を問い直す原著所収の二論文に加えて、ハイデガーやアドルノなどによるヘルダーリン受容の哲学史を再検討する論攷を追加収録。
目次
メタフラシス
ヘルダーリンの演劇
『ヘルダーリン詩集』への序文
著者等紹介
高橋透[タカハシトオル]
1963年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻後期博士課程満期退学。現在、早稲田大学文学部助教授
吉田はるみ[ヨシダハルミ]
青山学院大学フランス語学・文学学科博士課程前期卒業。フランス・ストラスブール大学哲学科DEA取得。現在、フランス語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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