ポイエーシス叢書<br> パッション

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ポイエーシス叢書
パッション

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  • サイズ B6判/ページ数 118p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784624932466
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0310

出版社内容情報



ジャック・デリダ[ジャック デリダ]
著・文・その他

湯浅 博雄[ユアサ ヒロオ]
翻訳

内容説明

「情熱=情念」であり「受難=受苦」とも解釈される「パッション」という観念の多様性と複合性を分析し、カントの「義務」の観念をモチーフに友愛とはなにか、礼儀正しさとはなにか、それらは義務によって規則とされていないのか、といった難解な諸問題を他者への「責任=応答」の問題にからめて執拗かつ詳細に論じていく。『コーラ』『名前を救う/名を除いて』と同時に一九九三年に刊行されたジャック・デリダによる「名前についてのエッセイ」三部作の第一作。

著者等紹介

湯浅博雄[ユアサヒロオ]
1947年11月18日生れ。東京大学フランス文学科卒、パリ第三大学博士課程修了(3ecycle博士論文提出)。現在、東京大学総合文化研究科・教養学部教授。著書―『未知なるもの=他なるもの』(1988年、哲学書房)、『他者と共同体』(1992年、未来社)『反復論序説』(1996年、未来社)、『バタイユ―消尽』(1997年、講談社)、『ランボー論』(1999年、思潮社)ほか。編・訳書に『ランボー全詩集』[翻訳・解題・註解](共編・訳、1994年、青土社)。主な訳書にG・バタイユ『宗教の理論』(人文書院)、同『エロティシズムの歴史』(共訳、哲学書房)、同『至高性』(共訳、人文書院)、G・ドゥルーズ『ニーチェ』(ちくま学芸文庫)、J・デリダ『滞留―モーリス・ブランショ』(監訳、未来社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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こややし

2
「応答」について、礼儀、義務の規範に従うことは、既に礼を失するという、いかにもデリダらしい脱構築的論述から始まり、分かりやすいが、後半、「秘密」「パッション」を巡る話しは難解だった。中盤、「名を与える」ことを巡る論述は、シリーズ的な三冊を通して、惹かれることが多い。やっぱ主著を再読しないとダメかな。2017/03/25

ダージリン

0
応えるということについての考究。 一応字面は追ったが、理解したとは到底言い難かった。2012/04/15

gerumanium

0
本書は、デーヴィット・ウッドの企画の誘い端を発した「応答」に関する思索の書。内容そのものも、ウッドの誘いに乗るべきなのか否かについて言述を重ねる。一つはこうだ。「誘いに乗ることが友人=ウッドに対していいことなのであろうか?」あるいは「彼のことを考えた上で応答しないことがいいことなのか?」デリダは言明をさける。そして彼は、応答に、その人が書き込んだXに、実在しない「秘密」について書き込んでいく。だが、彼は確かに応答したのだ。書の存在がそれを証明している。だが、それは堕落した応答ではない。2010/10/13

nzmnzm

0
「やらなければならないこと」についての小著。虚構性や名についての議論に絡めながら。2008/09/07

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