出版社内容情報
伊志嶺隆[イシミネタカシ]
写真
内容説明
沖縄の風土に幾重にも絡みつく意味性に抗うように短い生涯を駆け抜けた写真家が、その思索の涯てに眼差したものはなにか。深い森に沈む廃坑にニライカナイを重ねる「光と陰の島」、政治の季節の蹉跌を日常の風景に隠した「72年の夏」、ウミンチュのシマに神の往来の物語を甦らせる未完の遺作「海の旅人」より編まれた121点。
著者等紹介
伊志嶺隆[イシミネタカシ]
1945年台湾に生まれる。1968年東京写真専門学校入学(中途退学)。1988年「アサヒカメラ」9月号(朝日新聞社)に「光と陰の島」掲載。個展「光と陰の島」(東京・銀座ニコンサロン/沖縄・石垣市民会館、那覇市民ギャラリーを巡回)。1991年「第34回新象展」入選、「1991年度朝日広告賞」一般公募の部入選。1993年3月28日、逝去(享年47歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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