出版社内容情報
松本 直子[マツモト ナオコ]
著・文・その他
内容説明
長野県木曾郡南木曾町漆畑にろくろの木地屋集落がある。良材を集め、家族みんなで山々を移動しながら生活していた木地屋が明治以降に定住した場所。山の民の暮らしぶりや心のありようは、ときにフィルターがかけられた視線にさらされてきた。前作『崖っぷちの木地屋』同様、木と向き合う職人の姿に魅せられた著者が描く、ろくろの木地屋の物語。
目次
天空の流星群のように
木曾に暮らす
出会い
「ろくろの木地屋」を訪ねて
木工芸術の民
蛇の踊りくだる山々
漆畑の工房にて
南木曾の「ろくろの木地屋」
小椋榮一のしごと
もてなし
花びら
ふたつの「ふるさと」
根っこ
隣人として
木地屋の美味しいもの
漆畑の木地屋と清内路の山ノ神
「るる」と歌えば
著者等紹介
松本直子[マツモトナオコ]
1952年東京生まれ。早稲田大学第一文学部社会学科卒業。2007年長野県上松技術専門校木材工芸科卒業後、木曾福島の木地屋村地忠太郎氏のもとで、木地づくりを学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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