出版社内容情報
ヴァイオラ・スポーリン[ヴァイオラ スポーリン]
著・文・その他
大野 あきひこ[オオノ アキヒコ]
翻訳
内容説明
20世紀初頭、大恐慌とニューディール政策の時代、急速な産業発展にともなう移民の流入で活気に湧くシカゴのハル・ハウスでセツルメントワーカーをめざして学んだスポーリン。移民の子どもたちに演劇を教えるために彼女が考案したシアターゲームは、多文化主義のただなかで発見されたブレヒト理論とむすびついて即興演劇として発展する。演じる身体をとおして現実を認識し変革するその方法は、教育、社会福祉、心理学からエンターテインメントにまで幅広く応用されている。エンターテインメントから社会福祉まで、全方位的に応用可能!“インプロの母”スポーリンの、唯一無比、史上最強の実践的ワークショップテキスト。
目次
創造的体験
ワークショップの進め方
オリエンテーション
場所/どこで
全身を使った演技
非演出的ブロッキング
意識を研ぎ澄ませる
テレビ・ラジオと技術効果
シチュエーションの題材を作る
話し方と仕上げのエクササイズ
キャラクター
用語の定義/付録
著者等紹介
大野あきひこ[オオノアキヒコ]
アトリエ祝祭演戯代表。’59年北海道帯広市生まれ。ハワイ大学演劇科卒業。’90年サンフランシスコでインプロを学びヴァイオラ・スポーリンの著書に出会う。’91年より札幌でシアターゲームワークショップを主催。’94年シアターゲームの普及のため「スタジオ・ゼロスクウェア」(現アトリエ祝祭演戯)を設立。’97年ポール・シルズの講座に参加。現在札幌をベースに全国でスポーリンゲームワークショップを行っている他、様々な分野のスペシャリストと組んでシアターゲームの可能性を探っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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