出版社内容情報
近代における俳優術の基本的諸問題を芸術的・科学的に分析した名著として世界的古典となったスタニスラフスキイの最高の文献の全訳であり優を志す人びとの必読の入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KIO
2
演技というものをするのなら、必ず、真剣に向き合うべき本だと思います。スタニスラフスキイの演技論は、役になりきる演技については、少なくともアメリカ、ロシアにおいて、いまだに主流たる地位を占めていると思います。とはいえ、スタニフラフスキイ式のメソッドと称して、心理コントロールとか、催眠チックな方向に向かっていく指導者もいるらしいので、注意が必要なようです。
スピカ
1
内容は難しいけど、興味深い。
Makoto
0
神の人類の創造と同じように本気で演劇の創造も同等に扱えるようになりたい。覚悟と信頼。にしても読みにくかった、、、あと何回辞書としてひらけるか。2017/09/06
ks田ハナコ
0
内容自体は興味深かったが、訳が好みでなかったせいもあり、読み進めるのに時間を要した。もう少し読みやすければ有難い。第二部は少し期間置いてから手をつけたいと思う。なにしろ訳がまずくて読む気がなかなかおきない。内容はよかった。訳がまずかった。2014/01/11
うえるだぬ
0
これは万能で実用的な芸術論として通用するように感じた。 あんまり実用的な芸術論ってのはないものね、 ポーの詩論のように一面的だったり、抽象的だったり。2013/12/03