出版社内容情報
マラ・セン[マラ セン]
著・文・その他
鳥居 千代香[トリイ チヨカ]
翻訳
内容説明
今世紀の伝説“プーラン・デヴィ神話”はなぜ生まれたのか。盗賊の女王から国会議員へ、さらにノーベル平和賞候補と世界の話題と注目を集めるプーラン・デヴィとは。10年の歳月をかけて、その実像に迫る伝記の決定版!!インド出身の女性ジャーナリストによる感動のノンフィクション。
目次
投降前夜
グワーリヤルへの道
プーラン・デヴィに会う
ヒヨコマメ畑
子供の花嫁
屈辱
インドセンダンの木
誘拐
バンディット(盗賊)たちの名誉
ギャング〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カネコ
2
◎2013/11/19
Arte
0
プーラン・デヴィの家族や関わった人に会ったり、本人の聞き取りの手記を手に入れたりして取材した本。『女盗賊プーラン』には、投降するまでにプーランが遭った酷い目が、本人の立場からこれでもかと書かれていて、それは勿論この本でも変わらないのだが、同時にその当時プーランが生活していた地域の政治情勢とその変化や、外から見たプーランの情緒不安定さ、夫達の性格なども詳しく書かれていて、こんな酷いことがよく起こり得るな、ではなく、その後の暗殺まで含めて実際にあったこととして理解しやすくなっている気がする。2017/08/25
紀梨香
0
インドの女性の立場の弱さやカースト間の対立など、様々なことがわかる本。2014/08/09
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- 和書
- OD>選註成唯識論