出版社内容情報
河上 倫逸[カワカミ リンイツ]
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内容説明
法の理論と制度を歴史的に検証する「法史学」。斯界の泰斗ヘルムート・コーイングほかによる「法史学」のマニフェスト論文を集成し、ヨーロッパ法史研究の最前線を浮き彫りにする、法学を志す研究者・学生には必読の論集。
目次
法史学者の課題
法律学の科学化
サヴィニー「近世ヨーロッパ貴族法史への寄与」について
選定侯団の成立―家族法・相続法的メルクマールによる「ドイツ国制史の根本問題」の解明
一四〇〇年当時のヨーロッパにおける王位継承の諸原則―王統支配体制の実行の比較研究
付論 形而上学なき自然法―世界法と地域共通法
著者等紹介
河上倫逸[カワカミリンイツ]
1945年東京都生まれ。1974年京都大学大学院博士課程中退。法学博士。現在、京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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