出版社内容情報
岩間 一雄[イワマ カズオ]
著・文・その他
内容説明
毛沢東についての公式見解、「前半は功績があり後半は誤りがある」は、はたして妥当なのだろうか?毛の「功績」と「誤り」とのあいだの思想史的な連関を解明し、内在的理解を試みる。
目次
序章 二つの毛沢東神話
第1章 楊昌済―東西文明の「融合」と衝突
第2章 『倫理学原理』批注
第3章 共産主義宣言
第4章 「中国社会各階級の分析」への一考察
第5章 「湖南農民運動視察報告」について―毛沢東(一九二六‐一九二七)
第6章 毛沢東『実践論』
第7章 延安の光と影―陳永発『延安の陰影』を読む
著者等紹介
岩間一雄[イワマカズオ]
1936年愛知県名古屋市生。名古屋大学法学研究科博士課程修了(法学博士)。名古屋大学法学部助手、岡山大学法学部助手、岡山大学法文学部助教授、岡山大学教授を経て、現在、岡山大学名誉教授。1998年、地方出版文化功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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