出版社内容情報
〔現代哲学のコンテクスト〕フッサール現象学への批判的検討にはじまり、デリダの脱構築に示唆された鋭い分析力で、〈ロゴス〉という思考原理の現在を解明する、気鋭の第一論集。
内容説明
現象学、解釈学を中心に、デカルト、カントから現代まで、哲学のディスクールを呪縛する「結集としてのロゴス」のさまざまな意匠をあぶりだし、それらのアポリアを大胆かつ精緻に追いつめて、「他者との関係」の現場につなぐ。本格的デリダ論2篇を含む気鋭の第1論文集。
目次
歴史 理性 暴力
回帰の法と共同体―存在への問いと倫理学のあいだ
〈自然〉のミトロジー―メルロー・ポンティと構想力の臨界
コギトの闇と光―デカルトと「主体」の問題
見えるものと見えないもの―哲学的言説のオプティコ‐メタフォリーク
テクストの解釈学―エクリチュール・モデルの意味するもの
法外なものの権利―脱構築する哲学のために
エクリチュールと反復―フォーネー・ロゴス・パルーシアの脱構築をめぐって
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sin'iti Yamaguti
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ロゴス批判はロゴスの否定でもなくパトスの強調でもない。しかし脱構築論のむずかしさよ。ひたすらに他者との関係性を問題視する高橋哲哉氏の初論文集は、むずかしいけれども思考の方向を示唆してくれている。2016/10/14
t78h1
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高橋哲哉の逆光のロゴスから記憶のエチカへといった過程には、彼の思想と社会の問題、不条理さが結びついていったからかもしれない2012/12/26
ピョゴラス
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「歴史 理性 暴力」「回帰の法と共同体」「見えるものと見えないもの」「法外なものの権利」が特に面白かった。ユダヤ人フッサール哲学の中にある、ヨーロッパ中心主義。ハイデッガーとはやはり師弟だな、など。2025/05/18
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