ミネルヴァ日本評伝選<br> 西脇順三郎―詩は脳髄を破壊する

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ミネルヴァ日本評伝選
西脇順三郎―詩は脳髄を破壊する

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623101436
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C0323

出版社内容情報




【目次】

序 章 伝説の詩人

第一章 雪国に生まれて――越後・小千谷と西脇家
 1 越後の風土と小千谷
 2 西脇家――縮問屋から銀行家へ
 3 信濃川の蛇行と詩的系譜
 4 少年時代――絵画と英語への目覚め

第二章 青春の彷徨――絵画の夢と慶應義塾
 1 藤島武二と黒田清輝――画家への道
 2 父の死と画家の夢の断念
 3 慶應義塾理財科――三田の丘にて
 4 交差する青春――野坂参三と鷲尾雨工
 5 小泉信三とラテン語の卒業論文

第三章 社会への船出――挫折と再起
 1 ジャパンタイムズから三保の松原へ
 2 慶應義塾教員と萩原朔太郎の衝撃
 3 慶應義塾の先達たち――留学への渇望

第四章 遙かなる航路――ロンドンへ
 1 神戸からロンドンへ――五十日間の船旅
 2 ロンドン――モダニズムの坩堝

第五章 鼈甲のような夏――オックスフォードでの日々と帰国
 1 オックスフォード――パラダイスの囚人
 2 『SPECTRUM』の刊行と帰国

第六章 日本のモダニズム――帰国から『ambarvalia』へ
 1 帰国と慶應義塾の教壇
 2 『馥郁タル火夫ヨ』と超現実主義詩論
 3 瀧口修造――「純金の鍵」
 4 二人の女神――マージョリとの別れ、冴子との出会い
 5 『ambarvalia』の誕生

第七章 沈黙と戦火――敗戦から詩の再生へ
 1 沈黙の十年――戦時下の詩人
 2 小千谷への疎開――故郷での日々
 3 敗戦と詩の再生
 4 二つの『アムバルワリア』と戦後詩の展開

第八章 永遠の歩行者――『近代の寓話』と円熟の詩学
 1 折口信夫との交響
 2 老荘への沈潜
 3 『近代の寓話』の世界
 4 永遠の歩行者
 5 パウンドの驚嘆――「しゆんらん」の衝撃

第九章 ノーベル賞の光と影――ストックホルムへの道
 1 『第三の神話』と詩人の円熟
 2 ノーベル文学賞候補の内幕

第十章 三田を去る詩人――晩年の探求
 1 慶應義塾での最終講義とイタリア巡礼
 2 ギリシア語と漢語の比較研究
 3 エリオットの死と『禮記』――世界詩人会議からロンドンへ
 4 絵画という詩

第十一章 永遠の旅人――最晩年と帰郷
 1 『西脇順三郎全集』と故郷への帰還
 2 晩年の栄誉と喪失――最後の個展
 3 ふるさと小千谷への帰還――永遠の旅人

参考文献
あとがき
西脇順三郎略年譜
人名・事項索引

内容説明

西脇順三郎(一八九四~一九八二)詩人、英文学者。「(覆された宝石)のやうな朝」―この一行で日本の詩は変わった。新潟・小千谷に生まれ、慶應で経済を学びながら文学に憑かれた青年は、渡英して二十世紀文学の最前線に立つ。帰国後、詩集『Ambarvalia』を世に放ち、戦後は『旅人かへらず』『近代の寓話』で頂点を極め、ノーベル文学賞候補に幾度も推された。難解と畏れられた詩の源泉はどこにあるのか。世界詩人の生涯を解き明かす本格評伝。

目次

序章 伝説の詩人
第一章 雪国に生まれて―越後・小千谷と西脇家
第二章 青春の彷徨―絵画の夢と慶應義塾
第三章 社会への船出―挫折と再起
第四章 遥かなる航路―ロンドンへ
第五章 鼈甲のような夏―オックスフォードでの日々と帰国
第六章 日本のモダニズム―帰国から『Ambarvalia』へ
第七章 沈黙と戦火―敗戦から詩の再生へ
第八章 永遠の歩行者―『近代の寓話』と円熟の詩学
第九章 ノーベル賞の光と影―ストックホルムへの道
第十章 三田を去る詩人―晩年の探求
第十一章 永遠の旅人―最晩年と帰郷

著者等紹介

加藤孝男[カトウタカオ]
歌人、東海学園大学教授。カイロ大学客員教授、ロンドン大学客員研究員などを歴任。西脇順三郎を偲ぶ会会員。西脇順三郎賞選考委員(2022~2025年)。著書に『与謝野晶子をつくった男―明治和歌革新運動史』(2020年、日本歌人クラブ評論賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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