出版社内容情報
災害時に命を守るためには、科学的な知識をもとに自らの行動を選択し、意思決定する「生きる力」を育成する必要がある。本書は、理科の具体的な授業実践を示しながら、防災教育のあるべき姿について掘り下げる。
【目次】
はじめに
序 章 近年の理科教育における防災教育の現状と課題
1 平成以降の教育行政の動向
2 防災に関わる学習指導要領の変遷
3 科学的リテラシー育成と国内外の学力テストの影響
4 防災教育をめぐる国際的な動向とESDへの注目
5 自然災害を理科教育で扱う課題と今後の展望
第Ⅰ部 防災教育の理論
第1章 理科教育に求められる自然災害に関する資質・能力
1 自然災害に関する資質・能力
2 PISAに見る自然災害に関する資質・能力
3 TIMSSに見る自然災害に関する資質・能力
4 自然災害に関連した安全に関する資質・能力
5 まとめ―安全に関する資質・能力の明確化
第2章 OECDラーニング・コンパス2030と自然災害
1 OECDラーニング・コンパス2030と自然災害の関連
2 防災教育に関わるエージェンシー
3 防災教育に関わるコンピテンシー
4 防災教育に関連したESD、SDGsとウェルビーイング
5 まとめ――ウェルビーイングを目指す教育の意義
第3章 「自然」と「人間/社会」の関わりを考える防災教育
1 ジオパーク活用の目的を明確化する理由
2 防災教育と連動したジオパーク教育の意義
3 防災・減災、復興教育と環境教育、ESD、SDGsとの関連
4 ジオパーク活用方法の具体例と期待される教育的効果
5 学校教育においてジオパークを活用するための課題
6 まとめ――グローカルな人材育成の場としてのジオパーク
第4章 自然の恵み(恩恵)とは何か――地震について
1 地震の恩恵について
2 理科教科書における自然の恩恵の取扱い
3 理科教科書における地震の恩恵取扱いの現状
4 地震による恩恵の具体的事例と教材化の視点
5 まとめ――文理横断・融合教育への期待
第Ⅱ部 防災教育の実践
第5章 災害発生時の行動選択能力の育成を目指した教育実践
1 自然災害発生時の行動選択能力育成の意義
2 教材の開発
3 授業実践
4 結果と考察
5 まとめ――安全に関する資質・能力育成とその教育研究
第6章 現代的な諸課題に対応した教科等横断的な教育実践
1 SDGsゴール11を核とした教材開発及び授業実践の概要
2 教材の開発
3 授業実践
4 結果と考察
5 まとめ――防災を含む安全に関する教育研究
第7章 災害遺構を活用した被災地以外の児童に対する教育実践
1 災害遺構を活用した授業実践の概要
2 授業実践
3 結果と考察
4 まとめ――災害遺構を活用した授業の意義
第8章 女
内容説明
災害時に命を守るためには、科学的な知識をもとに自らの行動を選択し、意思決定する「生きる力」を育成する必要がある。本書は、理科の具体的な授業実践を示しながら、防災教育のあるべき姿について掘り下げる。
目次
近年の理科教育における防災教育の現状と課題
第1部 防災教育の理論(理科教育に求められる自然災害に関する資質・能力;OECDラーニング・コンパス2030と自然災害;「自然」と「人間/社会」の関わりを考える防災教育;自然の恵み(恩恵)とは何か―地震について)
第2部 防災教育の実践(災害発生時の行動選択能力の育成を目指した教育実践;現代的な諸課題に対応した教科等横断的な教育実践;災害遺構を活用した被災地以外の児童に対する教育実践;女性の視点に立って考える防災・復興教育)
第3部 STEAM教育と防災教育(STEM教育と防災教育;自然災害の学習におけるプログラミング教材の活用―大雨・洪水編;自然災害の学習におけるプログラミング教材の活用―火山編;STEAMの「Arts」の観点から捉えた防災教育の展開;これからの日本型防災・減災教育の在り方)
著者等紹介
佐藤真太郎[サトウシンタロウ]
1983年 生まれ。現在 京都ノートルダム女子大学現代人間学部こども教育学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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