出版社内容情報
豊臣秀吉(1537年から1598年)安土桃山時代の武将・大名、関白、太政大臣。
織田信長に仕えて頭角を現す。本能寺の変ののち明智光秀・柴田勝家を討ち、四国・九州・関東・奥州を平定、天下統一を成し遂げる。晩年は「唐入り」のため朝鮮に二度の出兵を行うも、確たる結果を得ないまま死去。多数の史料に基づき、乱世の複雑な政治世界で秀吉が何を考え、いかに行動したのかを精緻に描く最新の評伝。
【目次】
はじめに
序 章 秀吉誕生
第一章 信長家臣の時代
第二章 「天下」掌握
第三章 秀吉の関白宣下
第四章 九州国分と征明計画
第五章 小田原攻めと奥州仕置
第六章 「唐入り」とその挫折
第七章 悪化する戦況と明との和平交渉
第八章 日本国王冊封と再出兵
終 章 秀吉の死
おわりに
参考文献/豊臣秀吉略年譜/豊臣秀吉居所・移動表/人名・事項索引



