MINERVA社会学叢書<br> 市民的コモンズとは何か―理論と実践者との対話

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MINERVA社会学叢書
市民的コモンズとは何か―理論と実践者との対話

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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623098811
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C3336

出版社内容情報

21世紀は、市民の時代になると期待されたが、 今日、その期待はすっかりしぼんだように見 える。他方では、NPOなどの既存のカテゴリー では語りきれない地域プロジェクトが、日本各地で活き活きと脈打っている。これらの市民的実践には、新たな言語化が必要である。本書では、市民的実践を捉える新たなレンズとして、これまでの伝統の蓄積を有しつつも、最先端の発想と仕組みを示唆する「市民的コモンズ」の概念を提案する。市民社会の次なるステージを描くための言葉として、理論的考察と実践者の語りから丁寧に概念構築を行う。

内容説明

21世紀は、市民の時代になると期待されたが、今日、その期待はすっかりしぼんだように見える。他方では、NPOなどの既存のカテゴリーでは語りきれない地域プロジェクトが、日本各地で活き活きと脈打っている。これらの市民的実践には、新たな言語化が必要である。本書では、市民的実践を捉える新たなレンズとして、これまでの伝統の蓄積を有しつつも、最先端の発想と仕組みを示唆する「市民的コモンズ」の概念を提案する。市民社会の次なるステージを描くための言葉として、理論的考察と実践者の語りから丁寧に概念構築を行う。

目次

序 市民的コモンズ概念の構築に向けて
第1部 市民育ちの現場―地域プロジェクトへの注目(「市民」はどこにいるのか;自分事化はいかにして可能なのか―地域プロジェクトによる市民育ちの可能性1―;市民性を向上させる要因とは何か―地域プロジェクトによる市民育ちの可能性2―)
第2部 市民セクターを捉える新たなレンズ―市民的コモンズ(ローカルとソーシャルを取り結ぶ―市民的コモンズの概念提起―;コモンズ研究の俯瞰と系譜;市民的コモンズ概念の検討)
第3部 市民的コモンズ概念のリアリティ―実践者との対話から(市民による地域資源の価値再構築とコモニーングの実践;操作概念としての「市民的コモンズ」と質的調査の試み)
結 市民社会の次なるステージへ思いを馳せる

著者等紹介

李妍〓[リヤンヤン]
1971年生まれ。現在、駒澤大学文学部教授。受賞歴:第11回日本NPO学会賞優秀賞受賞(2013年)、第17回日本NPO学会賞最優秀賞(林雄二郎賞)受賞(2019年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。