内容説明
造形教育はどのように人間のウェルビーイングの実現に貢献しているのか。芸術を教育全体に浸透させているヴァルドルフ教育の実践を造形教育の観点から考察し、その授業内容を含むその実際やカリキュラムを検討する。
目次
序章
第１部 理論編（シュタイナーの人間理解と教育の理論的基盤；シュタイナーの芸術理解に関する理論的基盤；シュタイナー学校における造形教育の特徴）
第２部 実践編（ドイツのシュタイナー学校における造形教育の諸相；東アジアのシュタイナー学校における造形教育の諸相；日本のシュタイナー学校における造形教育の諸相）
終章 研究の成果と課題―Ｗｅｌｌ‐ｂｅｉｎｇの実現のために
著者等紹介
吉田奈穂子［ヨシダナホコ］
奈良県生まれ。千葉大学教育学部小学校教員養成課程卒業。ドイツニュルンベルク・シュタイナー学校教員養成課程修了。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程および博士後期課程修了。博士（芸術学）関西外国語大学英語キャリア学部英語キャリア学科小学校教員コース特任助教を経て、筑波大学芸術系助教（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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