出版社内容情報
保育現場において連絡帳は、家庭との連絡ツールとして、また保育者が自らの保育を振り返り、保育者としての専門性を向上させる機会としてとても重要なものです。本書は、福岡県保育協会保育士会の研究部会が行った連絡帳についての研究の成果をまとめるものです。良い連絡帳とはどのようなものかを検討したうえで、保育場面の動画を素材に記述の演習ができるよう構成しました。
内容説明
自ら成長したい保育者を応援するため福岡県保育士会が行った調査・研究の成果を書籍化。保育者の専門性向上のポイントをぎゅっと一冊に!子どもの姿を「視て」「書く」研修・独学に活用可能な記入式ワーク付き。
目次
第1部 保育者の専門性と連絡帳の意義(保育業界の現状と課題;保育者の専門性;保育における連絡帳の意義)
第2部 連絡帳を手がかりとした保育の視点の拡がり―研究報告と演習―(連絡帳から考える保育者の専門性の向上―福岡県保育協会保育士会の「協働研究」報告;映像視聴による連絡帳記述演習)
資料編
著者等紹介
田中沙織[タナカサオリ]
長崎県出身。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(教育学)。九州産業大学人間科学部子ども教育学科准教授。2019年より福岡県保育協会保育士会研究部会の研究指導を務める。同時に、福岡県内の保育協会各地区(京築地方・小郡市・飯塚市など)においても研究指導を務め、実践的な課題に基づく研究を行っている。専門は、幼児教育学。近年の研究テーマ:乳幼児の身体活動に関する評価基準についての研究。保育者の専門性の発達を支える保育記録と映像研修に関する研究。情報技術の活用による保育の可視化と幼児期の心身の発達を支える保育環境の構築(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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