出版社内容情報
熊沢蕃山(1619年から1691年)江戸時代初期の思想家
江戸時代初期に経世済民を説いたことで知られる熊沢蕃山。本書は、職分から遊離した学者ではなく、儒教的価値実現に専心する為政者としての武士であり続けた蕃山の生涯を、儒学思想・経世済民論を読み解きつつたどる。
内容説明
独自の儒学思想を構想し、経世済民を説いた信念の人。
目次
第1章 武士人生の始まりと躓き
第2章 師と君主
第3章 岡山藩政への参画
第4章 擁護と排斥
第5章 儒学思想
第6章 経世済民論
第7章 古河幽閉
著者等紹介
川口浩[カワグチヒロシ]
1951年三重県生まれ。現在、早稲田大学名誉教授。専攻は日本経済思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。