出版社内容情報
国政・地方選挙の立候補者や選挙スタッフが現場で直面する悩みを解決し、適正な選挙運動を行うための問答集。選挙実務に関わる具体的なQ&Aを通じて、どのような選挙運動が合法なのか・違法なのかを学ぶ必携の1冊。
第2版では初版刊行後の法改正を反映するほか、「解説」を新たに拡充。法令や判例上の根拠を明らかにしながら、実務上の注意点を分かりやすく解説する。
目次
第1章 そもそも選挙運動って何だろう?
第2章 事前運動、立候補準備行為、政治活動
第3章 選挙事務所の設置・運営
第4章 言論による選挙運動
第5章 広報物による選挙運動
第6章 インターネットを利用した選挙運動
第7章 禁止される選挙運動
第8章 選挙運動の費用
第9章 選挙犯罪(連座制)
著者等紹介
関口慶太[セキグチケイタ]
2005年早稲田大学法学部卒業。現在、今井関口法律事務所代表弁護士。一般社団法人国際経済外交総合戦略センター理事
竹内彰志[タケウチシヨジ]
2005年早稲田大学法学部卒業。現在、早稲田リーガルコモンズ法律事務所パートナー弁護士
金子春菜[カネコハルナ]
2007年大阪市立大学法学部中途退学。現在、東京駿河台法律事務所。登録政治資金監査人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAGISAN
1
初めて、政治活動や選挙に取り組む候補者やスタッフ用には便利な書である。他党候補者への質問活動、ポスター掲示板の存在意義、掲示内容etc.既存メディアでも取り上げられ、耳目を浴びている。その関心で本書を読んだが、これらの事案は過去局所的に行われていたためか、言及がない。「多様なバックグラウンドを持った方々の政治参加へのきっかけ」(はじめに)を期待する執筆者たちによる、国政政党や知名度、資金力がある候補者に有利であると言われる現行制度への評価を別書で読んでみたい。2024/08/07
卓ちゃん
0
電子メールで投票依頼するのにはいろいろな制約があるのに、LINEでするのには規制がかからない。選挙運動を有償で頼むのはだめなのに、選挙運動用ポスターを公営ポスター掲示場に貼るのは機械的な労務なので、有償で外注してもかまわない。公職選挙法は、何がよくて何がだめなのか、なかなかよくわからない。なお、第1版の改訂版だが、相変わらず誤字脱字の多いのが残念。2025/08/01
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