ミネルヴァ世界史〈翻訳〉ライブラリー<br> 農の世界史

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ミネルヴァ世界史〈翻訳〉ライブラリー
農の世界史

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623096022
  • NDC分類 612
  • Cコード C3322

出版社内容情報

農業は、世界史上の文明に先行し、その前提となるものであった。農民たちは文明に、そして自然環境に対して、「二重の従属」を強いられつつも両者の接点として奉仕してきた。本書は、古代から二一世紀にいたるまでの間、農民と都市文明、農民と環境の関係がいかなる変化をたどったかを概観する。さらに、現代における地球温暖化や環境汚染、農民の減少等のあらたな問題群にも歴史的展望を与えることで、直面する危機の克服を目指す。
《原著》Mark B. Tauger, Agriculture in World History

内容説明

農業は、世界史上の文明に先行し、その前提となるものであった。農民たちは文明に、そして自然環境に対して、「二重の従属」を強いられつつも両者の接点として奉仕してきた。本書は、古代から二一世紀にいたるまでの間、農民と都市文明、農民と環境の関係がいかなる変化をたどったかを概観する。さらに、現代における地球温暖化や環境汚染、農民の減少等のあらたな問題群にも歴史的展望を与えることで、直面する危機の克服を目指す。

目次

序 世界史における農業と農民の位置
第1章 農業の起源と二重の従属
第2章 古代の農業―土地と自由にまつわる最初の大いなる闘争
第3章 古典古代以降の農業
第4章 近世の農業とヨーロッパ式農業の優位―一五〇〇~一八〇〇年
第5章 一九世紀の農業―解放、近代化、植民地主義
第6章 農業と危機―一九〇〇~四〇年
第7章 農のブームと危機―第二次世界大戦から二一世紀
第8章 結論

著者等紹介

戸谷浩[トヤヒロシ]
1962年生まれ。現在、明治学院大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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世界史・農業と農民:文明に先行し前提となる 農業の起源と二重の従属:環境の変化と政治的な統制 古代の農業―土地と自由にまつわる最初の大いなる闘争:トーま帝国 古代中国の農業構造 古典古代以降の農業:大飢饉以降 奴隷状態、自由、農業の変容 近世の農業とヨーロッパ式農業の優位―1500~1800年:隷属的農業の盛期 19世紀の農業―解放、近代化、植民地主義:偉大なる解放 記号化への道 世界農業と19世紀の歴史 農業と危機―1900~40年:ファシスト国家 資本主義国 農のブームと危機―第2次世界大戦→21世紀2024/02/19

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