出版社内容情報
近現代という時代を特徴づけるもっとも重要な思想の一つである〈自己意識〉について、様々な角度から考究する入門書。哲学の「現場」は、それぞれの哲学者たちが格闘し、可能な限り真相を明らかにしようとする、まさにそこにこそあるのだ、ということを読者に会得してもらうことを目指す。普段立ち入ることのない哲学の「現場」へ案内しつつ、そこから自分の問題として受け止め、じっくり立ち止まって考える手引きとなる1冊。
内容説明
近現代という時代を特徴づけるもっとも重要な思想の一つである“自己意識”について、様々な角度から考究する入門書。哲学の「現場」は、それぞれの哲学者たちが格闘し、可能な限り真相を明らかにしようとする、まさにそこにこそあるのだ、ということを読者に会得してもらうことを目指す。普段立ち入ることのない哲学の「現場」へ案内しつつ、そこから自分の問題として受け止め、じっくり立ち止まって考える手引きとなる一冊。
目次
“自己意識”とは何か、またそれはどのように成り立つのか
第1部 “私が私を意識する”とはどういうことか―私は他のいかなるものでもないこの私である(意識の目覚め;“自分が自分である”ということの確信;“個人が個人に向き合う”ということとは)
第2部 自己意識はどのようにして成り立つのか―“私が私である”ために必要なものとは(“この私”は同時に普遍的でもある;現実と内面の世界;宗教と芸術)
“自己意識の学”としての哲学―“私は私である”ということの本質と射程
著者等紹介
嶺岸佑亮[ミネギシユウスケ]
1985年宮城県生まれ。現在、東北大学大学院文学研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Ex libris 毒餃子