「発達」を問う―今昔の対話 制度化の罠を超えるために

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「発達」を問う―今昔の対話 制度化の罠を超えるために

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623095537
  • NDC分類 143.04
  • Cコード C3011

出版社内容情報

「子どもの発達」=「個体能力の発達」として枠づけられ、学校が制度化のなかに絡めとられている。――1960年代から、この問題に向き合い数々の著作を生み出してきた著者が、過去の論文・書籍を今一度読み直し、手を加え、現在の考えや思いを「補注」として記すかたちで編集した書。いじめや不登校が減らない現実、発達障害への過度の注目、子育てや教育をめぐる意識の変化など、現代社会で生じている出来事や現象に触れながら、その課題を一つひとつ紐解く。

内容説明

子どもの発達が「能力の発達」として枠づけられ、制度化のなかに絡めとられている―本書は、約半世紀にわたってこの問題に向き合い、多数の著作を生み出してきた著者が、過去の論文・書籍を今一度読み直して手を加え、現在の考えや思いを「補注」として記すかたちで編みなおした書である。いじめや不登校が減らない現実、発達障害への過度の注目、子育てや教育をめぐる意識の変化など様々な課題を抱えるいま、時代を超えた「今昔の対話」から明日への希望を紡ぎ出す糸口を探る。

目次

第1部 発達心理学が注目されはじめた時代に(発達心理学は人間の理解にとどくのか;人の発達を生活世界の形成過程として見る;疎外の個体発生論に向けて)
間奏:四〇年前に語ろうとしたこと
第2部 「発達、発達」と叫ばれるこの時代の発達心理学(学校で学ぶことの意味とその反転;発達心理学研究は人間理解を放棄したのか;発達障害を考える―「発達」をめぐる誤解と混乱)

著者等紹介

浜田寿美男[ハマダスミオ]
1947年香川県小豆島生まれ。小豆島高校卒業、京都大学文学部を経て同大学院文学研究科博士課程(心理学専攻)修了後、花園大学で講師、助教授、教授を務め、その後、奈良女子大学文学部教授として2010年に定年退職。2011年より6年間、川西市子どもの人権オンブズパーソンを務める。現在は奈良女子大学名誉教授、立命館大学上席研究員。著書は、発達心理学関係、子ども論関係、刑事裁判関係の分野にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。