出版社内容情報
遠く、どこかキラキラしていて、時にアメリカの大学と同一視してしまう英国の大学は、掴みがたい存在です。本書では、英国人の気質などにも触れながら、歴史、教育、研究、経営の各分野について、英国の大学を「丸裸」にします。
内容説明
遠く、どこかキラキラしていて、時にアメリカの大学と同一視してしまう英国の大学は、掴みがたい存在です。本書では、英国人の気質などにも触れながら、歴史、教育、研究、経営の各分野について、英国の大学を「丸裸」にします。
目次
1 歴史と発展の章―英国大学の900年間(オックスフォード大学誕生からヒエラルキー構造の成立まで―12世紀~20世紀末;経営体としての英国大学の成立―21世紀の20年間;本章を通じて)
2 教育の章―「狭く深い教育」vs「広く浅い教育」(英国大学の教育の特徴;教育の質確保のための取組;本章を通じて)
3 研究の章―世界に冠たる研究力を形作るもの(英国の研究力の分析;英国の研究力を形作るもの1―「人」に着目した分析;英国の研究力を形作るもの2―若手研究者;英国の研究力を形作るもの3―大学教員;英国の研究力を形作るもの4―国外からの研究者の獲得;英国の研究力の課題)
4 経営の章―「かつかつ」で作る「キラキラ」(英国大学の資金繰り;実像と虚像;英国大学のガバナンス;本章を通じて)
5 コロナの章―コロナは英国大学を変革したか(英国におけるコロナの2年間―2020年3月~2022年3月;英国政府のコロナ対策;コロナ下の英国大学;コロナ後の展望)
著者等紹介
佐野壽則[サノトシノリ]
1977年徳島市生まれ。2019年より3年間、在英国日本国大使館一等書記官・参事官としてロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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