国王奉迎のタイ現代史―プーミポンの行幸とその映画

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  • サイズ A5判/ページ数 354p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623094943
  • NDC分類 223.7
  • Cコード C3031

出版社内容情報

2016年に没した、タイ前国王プーミポン・アドゥンヤデート(1927年から2016年、在位1946年から2016年)。タイ王国では君主制が政治・経済・社会に大きな影響力を持ち、特に前国王の「お言葉」は絶対であった。そうした強大な権威は、一体誰が、どのように創出し、人々に定着していったのか。本書は、彼が国民からの敬愛を集め、絶大な政治的権威を獲得する過程を、行幸の奉迎セレモニーと映画という観点から包括的に分析する。

内容説明

二〇一六年に没した、タイ前国王プーミポン・アドゥンヤデート(一九二七‐二〇一六、在位一九四六‐二〇一六)。タイ王国では君主制が政治・経済・社会に大きな影響力を持ち、特に前国王の「お言葉」は絶対であった。そうした強大な権威は、一体誰が、どのように創出し、人々に定着していったのか。本書は、彼が国民からの敬愛を集め、絶大な政治的権威を獲得する過程を、行幸の奉迎セレモニーと映画という観点から包括的に分析する。

目次

「プーミポン国王」とは何だったのか
第1部 「国王神話」の黎明(プーミポン国王が背負った「使命」;行幸開始前夜)
第2部 「国王神話」の揺籃(プーミポン国王が行く;膨らむ国王の存在感;分身化する映画、奉迎の「完成」)
第3部 「国王神話」の佳境(生身の国王が行く;御簾の奥へ;タイにおける映画の歴史)
神話「プーミポン国王」の誕生
結びに

著者等紹介

櫻田智恵[サクラダチエ]
上智大学グローバルスタディーズ研究科地域研究専攻博士前期課程修了、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域研究専攻修了。博士(地域研究)。チュラーロンコーン大学文学部International Staff、日本学術振興会特別研究員(RPD)などを経て、現在、上智大学総合グローバル学部助教、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特任助教。専門はタイ地域研究、現代政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

17
タイの前国王プーミポン・アドゥンヤデード(在位1946〜2016年)が、国民に敬愛される国父というイメージと社会的権威をいかにして形成し保持してきたかを、地方行幸と「陛下の映画」の分析を通して詳細に解明している。初めての大規模な地方行幸の舞台裏のドタバタ劇など、当時の関係者の苦労も伝わってくる。また、首相を通じて国王が政治に介入する経緯などからも、タイの現代史の一端が窺える。終章で「タイ式民主主義」の今後の行方にも言及。◆昨今、タクシンの次女が首相に。軍や王室との関係に注目。2024/08/29

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