出版社内容情報
クライヴ・ロビンズ博士が故ポール・ノードフ博士とともに長年にわたって積み上げてきた「創造的音楽療法」の集大成。ノードフ博士亡き後、さらにロビンズ博士が十数年かけて旧版の改訂・増補を行った。現在日本で活躍中の音楽療法士の多くは、本書からさらに深く「創造的音楽療法」の真髓を学びとることができ、同時に、本書で紹介される理論や技法を各々の実践に生かしていくことができる。
原書:Paul Nordoff and Clive Robbins, Creative Music Therapy: A Guide to Fostering Clinical
Musicianship (Second Edition: Revised and Expanded), 2007, Barcelona Publishers
【目次】
まえがき
謝 辞
序 文
第Ⅰ部 ミュージック・チャイルドに出会う7つの臨床的挿話
第1章 ミュージック・チャイルドとその活性化
第Ⅱ部 5人の子どもの症例研究
第2章 エドワード
第3章 アナ
第4章 ローレン
第5章 マーサ
第6章 エリサ
第Ⅲ部 クリニカル・ミュージシャンシップの実践
第7章 実践上の諸問題:必要条件と手続き
第8章 臨床の場でのチームワーク
第9章 ヌヌ:子どもの泣き声または叫びを受け止める
第10章 非言語的または言語的な自由な歌唱を刺激する
第11章 歌唱と歌
第12章 楽器活動へ導く
第13章 子どもの叩き方に働きかける--基本拍へ導く
第14章 表現豊かな音楽の流動性:テンポと強弱のスキーマ
第15章 リズム:体験と知覚の形式とレベル
リズムのスキルを伸ばすことによる達成感
第Ⅳ部 評 価
創造的音楽療法の評価スケール
第16章 スケールⅠ
共同的音楽体験における子どもとセラピストの関係
第17章 スケールⅡ 音楽的疎通性
第18章 スケールⅢ
ミュージッキング:活動の形式、参加の段階と質
第Ⅴ部 音楽的資源を身につける
第19章 音楽的資源を身につける
用語集
訳者あとがき
索引



