おいしい京都学―料理屋文化の歴史地理

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おいしい京都学―料理屋文化の歴史地理

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623094608
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C3025

出版社内容情報

本書は、近代京都の都市史をひもときながら、江戸時代から現代までを往還しつつ、料理屋文化の系譜をたどる試み。とりあげるのは、いもぼう、海川魚料理、うなぎ料理、とり料理、そして洋食。どこの都市にでもあるだろうこれらありふれた料理が、京都にあっては思いもよらぬ歴史を隠していることを解き明かしていく。

内容説明

本書は、近代京都の都市史をひもときながら、江戸時代から現代までを往還しつつ、料理屋文化の系譜をたどる試み。とりあげるのは、いもぼう、海川魚料理、うなぎ料理、とり料理、そして洋食。どこの都市にでもあるだろうこれらありふれた料理が、京都にあっては思いもよらぬ歴史を隠していることを解き明かしていく。

目次

序章 料理のテーマパークへようこそ
第1章 京に名物「いもぼう」あり
第2章 内陸都市の海川魚料理
第3章 江戸か関西か
第4章 とり鍋の近代
第5章 洋食は花街とともに
終章 料理の聖地から

著者等紹介

加藤政洋[カトウマサヒロ]
長野県生まれ。立命館大学文学部教員。富山大学人文学部卒業、大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了、博士(文学)。専門は人文地理学

河角直美[カワスミナオミ]
大阪府生まれ。立命館大学文学部教員。立命館大学文学部卒業、立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、博士(文学)。専門は地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アーミー

5
本書には、「いもぼう」「海川魚料理」「うなぎ料理」「とり料理」「洋食」の章がある。これらの料理が京都に根付いて代表料理になったエピソードを交えて、食文化と歴史を紹介している。終章でも述べられているが、京都はまさしく‟いいものをどんどん吸収して、何でも京風にしてしまう腕を持っている”と言える。本書は京料理の紹介とともに、松本清張や山崎豊子らの名作に載せられた老舗料理店も登場する。読みながら、紹介された料理を食べたくなるのも魅力だろう。食の歴史を辿りながら、京都を散策するにはちょうど良いガイドブックである。 2022/12/04

田中峰和

4
「いもぼう」といえば、円山公園の平野屋本店。海に面していない京都では乾燥させたタラの身は貴重な海の幸で、それを海老芋と炊き合わせた京料理の定番。松本清張の「顔」では、刑事が高級料理のように話すが、それほど高額なものではない。庶民が楽しめる料理のひとつ。この小説では平野屋の座敷で犯人と刑事が相席するようだ。犯人が目撃者をよびだしたのが東京と九州の中間点である京都だった。地理的な中間は、料理でも中間に位置するのかもしれない。地方から見て京都らしい料理として選んだ「いもぼう」が、犯人との遭遇を生んだという話。2024/03/27

takao

2
ふむ2023/05/04

yo_c1973111

1
普段余り読まないジャンルであつたが、中々其れこそ味わひ深い。著者ハ立命館大の地理学ヲ専門とする先生ふたり。京都近隣に棲ひの方又は頻々に上洛される方にハ地理の凡そもわからうから、あの通り、見たことのあるあの見世構えからも頁を捲りたくなるやうに思ふ。文献は文豪小説、新聞、古い案内帖などを好く調査されて居る。起点ハ叡山電鉄の八瀬駅前に曽てあつた八瀬遊園地に点在した鄙びた料亭を辿ることに有る。人と味ヲ辿る満足せらるる良本であつた。2023/02/23

Nobfunky

0
すみません。私には合いませんでした。ああ、そうなのね。2023/03/19

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