新自由主義の呪縛と深層暴力―グローバルな市民社会の構想に向けて

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新自由主義の呪縛と深層暴力―グローバルな市民社会の構想に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623094530
  • NDC分類 309.1
  • Cコード C3031

出版社内容情報

本書では、新自由主義に埋め込まれた暴力の実相を探り、その暴力が生み出す諸問題への「無自覚化」「常識化」「不可視化」、さらにそのための同意と合意の調達のメカニズムを解明する。新自由主義の呪縛を乗り越える様々な運動の現状を考察し、21世紀のグローバルな市民社会の連帯の可能性を展望する。

目次

序章 新自由主義の暴力的表層と深層―民主主義と市民社会を内破する越境型暴力
第1部 新自由主義型グローバル化と「グローバル内戦」(資本主義における死と余剰のコムニタスの哲学;新自由義型グローバル化と「放逐」される人々;「対テロ戦争」に赴く太平洋諸島出身者)
第2部 新自由主義型グローバル化における暴力の諸相(イスラエルの新自由主義政策と刑務所システム;グローバル化する新自由主義の経済回廊;フィリピンにおける超法規的殺害と新自由主義の暴力;女性の身体をめぐる排除と統合―「ラブ・ジハード」陰謀論を事例に;ロヒンギャ危機以降のポピュリズム―ミャンマー「民主化」を問い直す;国家建設の努力を崩壊させた「構造調整」;ラテンアメリカのコカイン産業と越境する暴力;新自由主義と中国環境問題―不可視化する環境危機の構造)
終章 グローバル暴力に対抗する試み―グローバル・サウスの実践から学ぶグローバルな構想

著者等紹介

松下冽[マツシタキヨシ]
1947年生まれ。現在、立命館大学名誉教授。博士(国際関係学)

山根健至[ヤマネタケシ]
1977年生まれ。現在、福岡女子大学国際文理学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

15
新自由主義が近代の政治的成果である「自由」と民主主義を内側から如何に破壊するようになったか、新自由主義のグローバルな覇権と越境型暴力の内在的連関、これらを検討し、こうした暴力に対抗する試みとして民主的でグローバルな市民社会構築へのアプローチを探求。複数の著者による論集。典型的なケースでは、戸田論文でのアフリカのタンザニアの事例が目を引く。モノカルチャー経済と構造調整の深刻な影響。地域に適合した開発政策を考案せず、世界銀行とIMFの構造調整計画がアフリカの子供の教育機会まで奪う辛い現実が垣間見える。2024/04/11

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