出版社内容情報
本書は初学者および一般読者に向けて、オーソドックスな歴史の流れや基本事項をわかりやすくおさえた上で、西洋古代世界の魅力を伝えるテキスト。第?部「ギリシア」はポリスや王国、宗教、第?部「ローマ」は政治や経済、社会生活などを取り上げ、多彩なテーマから学びを広げる。豊富な語句解説、読書案内、年表など、はじめて学ぶための工夫も充実。
内容説明
本書は初学者および一般読者に向けて、オーソドックスな歴史の流れや基本事項をわかりやすくおさえた上で、西洋古代世界の魅力を伝えるテキスト。第1部「ギリシア」はポリスや王国、宗教、第2部「ローマ」は政治や経済、社会生活などを取り上げ、多彩なテーマから学びを広げる。豊富な語句解説、読書案内、年表など、はじめて学ぶための工夫も充実。
目次
第1部 ギリシア(アケメネス朝ペルシア―世界帝国とギリシア諸都市;スパルタ―その神話と実像;アテナイ―民主主義、文化・芸術の都;古代ギリシアの宗教―神々と人間のコミュニケーション;マケドニア―バルカンの「巨人」 ほか)
第2部 ローマ(ローマ帝国の形成―西洋型帝国の原型;元首政期―皇帝を通して見るローマ帝国;属州―帝国西部の地方社会;ローマの経済―食料の生産・輸送・消費;ローマの社会―語学のテキストで悪口と借金を学ぶ社会 ほか)
著者等紹介
長谷川岳男[ハセガワタケオ]
1959年生まれ。現在、東洋大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ピオリーヌ
11
内容の統一の観点から対象をギリシア・ローマ世界に限定しているが、ギリシア世界に大きく関与をしたアケメネス朝ペルシアの章から書き始められている点が印象的。「はじめに」ではわ昭和14年に出版された仲小路彰『ポエニ戦争』において、著者はカルタゴを豊かな物質文明の国としてアメリカに、そして質朴で農業中心のローマを日本になぞらえていた点は初耳であり、大変興味深い内容。いかに歴史の理解がそれをなす時代の影響を受けるかを示している。1980年代に日本の経済復興がが国でのギリシア・ローマ世界の受容史が語られるが、2023/11/25
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